ウエダハジメ先生のセーラームーン同人についてつらつら書いていきたいと思います。
画像は無理かな……


セーラームーンの同人ブームがあったのは何処かで誰かが喋ってたはずですし、
あれだけの人気作だったのだから想像に難くないところです。
栄枯盛衰、星の数ほどあったでだろう当時のセーラームーン同人の殆どはもう時の彼方へと流されていってしまいました。
しかし、今尚異彩を放ち、確たる存在感を誇っている本があります。
ウエダハジメ先生の同人誌「TEEN'S ROAD」「Olive 」「フジンコーロン」の三部作です。
(オフセットだともう一話あるけどここでは触れない)


普通の女の子になろうと思っている木野まこと(以下まこちゃん)が月野うさぎに目をつけられ、ドタバタの中成長?していく……
こうあらすじを書くと、すごく健全に聞こえます。多分間違った事は書いてないです。
実際は、「まこちゃんがヤンキーだ」という冒頭の展開すら霞んでしまう程の衝撃が現れます。


妖魔が存在しません。しかしセーラームーンを始めとしたセーラー戦士はいます。
何も不思議に思わないかもしれません。しかし、考えてみて下さい、通常両者はセーラームーンという枠組が成立する為に本来不可分なはずなのです。
何故なら、妖魔がいなければ彼女等は単なるセーラー服を着た女の子にすぎないから。そもそも何故あんな格好をするの?という問題にもなります。


では、この物語は如何なるアクロバットによって不可能を可能にしたのでしょうか。続く!