メモ:Vガンダム最終話ラストシーン

自分用のメモとして。流れ書き。括弧内は自分が思ったこと。


戦争のラスト、破壊された遺跡からの時間の経過の描写。秋の終わり、落ち葉。
墓参り。オデロの墓にはクジラのペンダント。ここでのエリシャの台詞からも冬が近いことがわかる。
マチス・ワーカーの奥さんの話題。
立ち上がるカルルマン。やって来たカテジナの口調が戦争時と変わっている。
カテジナにうなるフランダースカテジナに懐くカルルマン。自分をカルルと呼ぶからカテジナは気づかない。
またシャクティも目が不自由とわかる程度には見ているが、盲目の人物がカテジナとは認識していない。
「カルルマン」という言葉に反応して顔を上げる。と同時に雪が降ってくる。挿入歌「いくつもの愛を重ねて」。
(おそらくここでカテジナは目の前のぼうやと、コンパスを取りに行った少女が誰か気づいた)
カテジナの方を向きながら目の前を横切るフランダース。もう警戒心を見せない。
ディスクを詰めるシャクティ(表情から推測するに、正体に気づいていない)。
カテジナの顔を覗き込み、何故泣いているのか聞く。
「冬が来ると、わけもなく悲しくなりません?」
目をそむけるシャクテイ(おそらくここで気づいたのだろうと思った)。しかし去っていくカテジナを見送る。
ウーイッグへ向かいながら泣き続けるカテジナ
すれ違いに戻ってくるウッソ達。
「道に迷った旅人よ」と言うシャクティの手は「氷のよう」。
一人になって涙を流すシャクティ(盲目の女性がカテジナだったこと、ウッソに嘘をついたことに由来しているんだろう)。
去って行くカテジナの俯瞰カットと雪が積もっているガンダムを見せて終わる。


結局カテジナシャクティは本質的に似た者同士であるということを涙を介して描いたようにも思えるし、
墓参りという過去から逃れられない人々とカルルマン・フランダースの過去のなさの対比も見える。
何より、多くの枚数を使わないキャラクターの動きだけで多くの意味を想像させてくれるのが素晴らしいです。